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一人作業時間をカイゼンしてみませんか?二人一組で質を上げるペア・ワーキングのすすめ

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一人作業時間をカイゼンしてみませんか?二人一組で質を上げるペア・ワーキングのすすめ
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ペア・ワーキングで作業効率化とクオリティアップ!

みなさんは、一人で作業をしていて難題に突き当たったとき、どうしているでしょうか? 難題を解決しようと夜遅くまで考えたのに、結論が見えないまま時間切れになったり、つくった提案に根本的な見落としがあって振り出しに戻ってしまったり・・・一度は経験ありますよね。

今回は、会議時間と並んで長い時間を占める一人作業時間を、ある方法で改善する試みについてお話ししたいと思います。

CHAPTER #1

ペア・プログラミング?

ペア・プログラミングを聞いたことはあるでしょうか?これはアジャイルソフトウェア開発に相性の良いとされるメジャーな開発手法のひとつです。

ペア・プログラミングは、二人のプログラマが1つのPCで共同作業を行います。一人がコードを書き、もう一人がそれを確認します。普通なら一人で行う作業を二人で行うため作業工数は増加しますが、その代わり品質も向上するという理屈です。作業時間が15%増加する一方で、アウトプットのエラーが15%低下する、という実験結果もあります。*1

ペア・プログラミングによる作業 – ディスプレイに一台のPCを表示する
CHAPTER #2

ペア・プログラミングのメリットは何か?

ペア・プログラミングについてより理解を深めるため、導入している企業に実際に訪問してヒアリングを重ね、社内で簡易的なテストを行いました。それらを通じて発見した、品質向上につながるいくつかの理由を列挙してみました。



その1. 知識の共有

ペア・プログラミングは知識の代謝を良くします。良いアプローチはすぐチーム全体に拡がるので、一人だけが特定の知識を持っているブラックボックス状態を回避できるというものです。




その2. 決定のスピードアップ

一人だと起きやすい悩みのスパイラルも、もうひとりがその悪循環から救い出そうとするので、決定するスピードが向上します。




3. 思い切った提案

「私が」ではなく「私たちが」考えてつくるという意識の変化が生まれ、勇気をもって思い切った提案できるようになります。

なぜもっと広がらないのか?

シリコンバレーのIT企業「Pivotal」をはじめ、欧米の多くの企業で採用されているペアリングによる開発はメリットが多いようです。ではなぜ日本企業では広がらないのでしょうか? 以下がその要因だと考えられます。


 ペア・プログラミングが日本で広がらない理由
・工数が増えるため採算が合わない
・家具やPCなどの設備投資が必要
・プログラミング業務しか使えないという認識

以前、Pivotalのオフィスでペア・プログラミングを見学した際には、私たちの業務スタイルには合わないような気がしました。しかし、ペア・プログラミングの観察と実験を進めていくと、応用すれば案外カンタンにメリットを取り込むことができるのではないかと考えられるようになって来ました。そこでプログラミング業務だけでなく、もっと色々な業務にフィットするよう、自分たちなりにこのワークスタイルをペア・ワーキングと名付け、試してみることにしました。

CHAPTER #3

かんたんペア・ワーキング by A.C.O.

Work Pairing at A.C.O.

やり方はカンタン。まずは1台のデスクに二人が並びます。Navigatorは外付けディスプレイに映し出されたDriverの作業画面をみながら、それについてコメントやディレクションをしていきます。二人の役割は時々で入れ替えてみます。

要するに二人で1つの画面を共有できればいいので、Skypeなどの画面共有をつかった在宅ワークでも同じ環境をつくることができます。
Pairing at A.C.O.

ペア・ワーキングに必要なもの:

  • 1.ノートPC
  • 2.外付けディスプレイ
  • 3.横に二人並べるデスク
CHAPTER #4

ペア・ワーキングはどんな業務に向いているのか?

ペア・ワーキングはどんな業務でも適用できるわけではありません。組み合わせの向き不向きを確認するため、A.C.O.社内でペア・ワーキングを試し、うまくいきそうな組み合わせがみえてきたので紹介します。

PAIR #1

インフォメーションアーキテクト&UXデザイナー

IAとUXの双方の視点で同時にサイトマップとワイヤーフレームをつくります。一人でその2つを行ったり来たりするよりも、マクロとミクロの2つのレベルを同時にみながらすすめることで、一人では時間がかかったり気づかなかった発見がどんどん見えてきました。

PAIR #2

ウェブライター&ビジュアルデザイナー

言葉と写真は深く結びついています。この二人を組み合わせてみたら、ユーザ視点にたったコミュニケーションデザインを、今までにないスピードで、カタチにすることができました。

PAIR #3

UIデザイナー&フロントエンド開発

デザインからコードへのスムーズな移行のために、開発者はデザイナーの意図を理解し、デザイナーは技術的なリスクを正しく理解します。この二人は急な要件の変更にもめげずに励まし合って対応することができました。

PAIR #4

クライアント+パートナー

会議の時だけではなく、作業時間を共有するクライアントは少ないですよね。でもお願いして試しに写真選定とキャッチコピー制作作業をペア・ワークしてみたら、一人で考えるよりも短時間でクールなアイデアになったんです!こんなことはまぁ稀でしょうけど・・・

みなさんの業務にはどんな組み合わせがありそうでしょうか?

結論

ペア・ワーキングの可能性にワクワクしている

A.C.O.ではここ最近ペア・ワーキングを試み始めたばかりですが、成果が出ていることを実感し始めています。

ペア・ワーキングを試すのは簡単です。やってみると驚くほど自然に感じることでしょう。あなたがアイデアに行き詰まったら、まずは同僚をさそって試してみてください。相手の能力を引き出し引き出される時間は、今までにない体験となるはずです。まずは試してみて!




REFERENCES

出典

WRITER

jb

ボウスキル ジェイムズ

JAMES BOWSKILL
取締役兼CCO / CREATIVE DIRECTOR

University College of Ripon & York St. John卒業。イギリスヨーク州のMyKnowledgeMap (e-learning company) にてデザイナー兼プロダクションマネージャーとして勤務後、2001年に来日し、現在に至る。クリエイティブディレクション、アートディレクション担当。

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