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プロジェクトを成功に導くための、プロジェクト・マネジメント入門講座

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プロジェクトを成功に導くための、プロジェクト・マネジメント入門講座
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CHAPTER #1

プロジェクト・マネジメントとは?

こんにちは。A.C.O.でプロジェクト・マネージャーを務めている武藤 正高です。みなさん、プロジェクト・マネジメントとはいったいどんなことだと思いますか? プロジェクト・マネジメントとは、WEBサイトの製作に限らず、さまざまなプロジェクトを成功裏に完了させることを目指して行われる活動のことです。

先日、A.C.O.ではプロジェクト・マネージャーへキャリアチェンジしたメンバーを対象に、プロジェクト・マネジメントのスキルアップのための講習会が開催されました。今回はその講習の中から、プロジェクト・マネジメントの入門編を記載させていただきます。

CHAPTER #2

なぜプロジェクト・マネジメントが必要なのか。

武藤 正高

そもそもなぜ、プロジェクト・マネジメントは必要なのでしょうか。プロジェクト・マネージャーがいないとどのようなことが起こるか、例をあげてみましょう。

メンバーを管理するポジションがいないため、各メンバーが個々で作業に着手いたします。そのため他のメンバーが何を作っているのかが見えず、複数の人間で同じものを作っているかもしれません。各メンバーが自分の仕事だと認識している業務範囲がずれることで、業務の抜け漏れが出たりします。

また、責任の所在があいまいとなり、クオリティの低下に繋がります。チーム間に不穏な空気が漂う原因にもなりかねません。進行管理する人間がいないため、納期に遅れてしまうというリスクも増えます。

ある程度の規模のプロジェクトにおいて、プロジェクト・マネージャーがいないと上述したような事故が起こる可能性が高くなります。事故とはプロジェクトの失敗です。プロジェクトを成功させる確率をあげるため、プロジェクト・マネジメントが必要となります。

プロジェクトをBBQにたとえて考えてみましょう。BBQにおける成功とは、肉を食べることです。成功のためには、どのような手配や準備がありますか。場所取りや買出し、荷物の準備に野菜のカット、火を起こしてお肉を焼くことなどですね。

プロジェクト・マネージャーはこれらのタスクを、てきぱきと分担させることが求められます。○○さんはこれをやってね、それが終わったらこれをお願いなど、うまく段取りをとるとBBQは円滑に進みます。

bbq_project
BBQにおけるタスクと、クリティカルパスの関係図

プロジェクトには必ずここを抑えておかないといけないという工程があり、これをクリティカル・パスと呼びます。BBQのメインゴールが「お肉を食べる」とした場合、クリティカル・パスは「お肉の買出し」「火起こし」などですね。「お酒の用意」「音楽をかける」など、盛り上がるためには必要ですが、絶対になければいけないというものではありませんよね。(人によっては違いますが、)プロジェクト・マネージャーは、クリティカル・パスを見極めることが重要です。

CHAPTER #3

プロジェクト・マネージャーの業務にはどんなものがあるか?

プロジェクト・マネジメントの理論のひとつにPMBOKというものがあります。WEBサイトの製作に限らず、プロジェクト・マネジメントにおけるガイドラインを多く記載しています。PMBOKには、プロジェクト・マネージメントにおける知識エリアとして、以下の10項目が定められています。

PMBOK 10項目の知識エリア

1. リソース  2. スケジュール  3. コミュニケーション  4. スコープ  5. 調達 6. コスト 7. 品質 8. リスク 9. ステークホルダー 10. プロジェクト全体

リソースとはチームを作るアサイン能力や、体制作りがあります。どのようなリソースを確保するかは、プロジェクトにおいて非常に重要な要素です。スケジュールとはマイルストーンやWBSの作成、直近のタスク管理などです。コミュニケーションとは顧客折衝のみならず、連絡手段をどのようにするか、会議の進行や、議事録の作成なども含みます。スコープとは主に要件定義です。何を作成するのか、どこまで作成するのかを明確にすることが必要です。調達とはプロジェクトに必要なスキルを持つ人材を社外から集めたり、資材や情報を調達することです。

コストとはプロジェクト全体における予算の管理です。品質とは品質管理です。テストやデバック、ブラウザチェックやユーザテストなどが挙げられます。リスクとはリスクの管理です。想定されるリスクを洗い出し、対応策を考える必要があります。ステークホルダーとは、プロジェクトに関わる直接的・間接的に影響を受ける人々や団体などの利害関係者のことです。プロジェクト全体とは、クライアントとのやり取りや窓口対応、素材の管理などが含まれます。またその他8つのエリアを総合的に管理します。

プロジェクト・マネジメントの業務の多くは「計画」と「管理」のセットになってます。どうするのか先にみちすじを立てることが「計画」です。ただし状況は刻々と変わっているので、作成した「計画」を更新するため、「管理」が必要となります。

CHAPTER #4

プロジェクトを失敗しないポイント

A.C.O.のプロジェクト・マネージャー

プロジェクト・マネジメントの重要なポイントとして、「網羅性」と「柔軟性」が挙げられます。 プロジェクトには様々なタイプがあります。どの案件に対してもさきほどあげた10項目の知識エリアのタスクを一通りとり行う網羅性と、この案件はこの部分を集中的にやろうなど、臨機応変に対応できる柔軟性が失敗しないポイントです。

事故に至らないために重要なものとして品質管理が挙げられます。ここで言う品質とは予算や営業戦略をもとに決まります。デザインの精度などはプロジェクト・マネジメントにおける品質とは違います。品質に似ている言葉として、等級やレベルがあります。たとえば予算が小さい商店街のWEBサイトに、とても豪華な動きがあるWEBサイトを作成してもコストがかかりすぎてしまい、お互いにとって良くはありません。それは等級やレベルのことです。たとえばボタンを押すと別のリンクに飛ぶ、特定のブラウザで操作ができないなどは品質が劣っていると言えます。

品質を保つためには、計画が重要です。もちろん検査もしっかり行いますが、計画をしっかりと守ることが、結果として品質を担保します。検査は作業工程の最後に行うことが多いので、そこでバグを発見してしまうとスケジュールの遅延にもなりかねません。チェックとテストの設計をしっかりと行い、何をテスト/チェックするかのシートを予め作成することも必要です。

CHAPTER #5

プロジェクトを成功に導くためには、正しいプロジェクト・マネジメントが必要

プロジェクト・マネジメントの入門として、基本的な考えを記載いたしました。プロジェクト・マネージャーはプロジェクトを成功に導くことが業務です。PMBOKに記載されている10項目の知識エリアに基づいた行動をとることで、事故が発生するリスクは軽減するでしょう。

プロジェクト・マネージャーはプロジェクトの進捗を冷静に見定め、ゴールまで引っ張っていく重要なポジションです。華やかな仕事ではありませんが、誠実さがあれば問題ありません。

出典元

WRITER

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武藤 正高

MASATAKA MUTO
PROJECT MANAGER

桜美林大学経済学部経済学科卒業。ウェブサービス開発、デザイン会社勤務を経て、現在に至る。企画、プロジェクトマネジメント担当。

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