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デザインレビューってどうもらう?押さえるべきポイントについて考えてみた

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こんにちは、A.C.O. Journal編集部です。デザイナーのみなさんは、どのようにしてレビューをもらっていますか?レビューや修正を含めた工数の計算やスケジュール立ては、慣れるまでは難易度が高く、スケジュール通りに進めることができなかったという方も多くいるのではないでしょうか。今回の記事では、デザインレビューをもらう際に気をつけるべきポイントについて紹介します。

計画を立てるときのポイント

デザインする際に、まずやるべきことは計画を立てることです。

計画を立てる際には、レビューと修正を何度か繰り返す想定をしましょう。しっかり作り込む前にデザインを見せて、徐々に調整していくようなスケジュールの組み方をすると、大きな手戻りなしに進めることができます。一発でOKはもらえないつもりで計画を立てることがポイントです。

また、必ずバッファを持つようにし、前倒しの計画にすることを心がけましょう。内容にもよりますが、バッファはだいたい全体の25%くらい持つようにすると、余裕を持って進められるかと思います。たとえば、レビューまでに4営業日あるときは、3営業日で仕上げるイメージを持つと良いかと思います。

計画の立て方に自信がないとき

計画の立て方に自信がなければ誰かに相談しましょう。相談することで、「◯◯の作業が抜けている」「このページは先に提出したい」など、別視点からの指摘をもらえることができます。また、経験がある他のデザイナーにどのくらい工数がかかりそうか聞くこともおすすめです。

自分で少しやってみてからスケジュールを出すのも良いかもしれません。まずは一度着手することで、より具体的に工数をイメージすることができるためです。

計画に遅れを取りそうなとき

想定よりも稼働時間が上回る場合、想定していたバッファを使うか、それでも間に合わない場合、担当のプロジェクトマネージャーに必ず相談しましょう。大事なのは、稼働するかどうかを自分で判断しないことです。

また、無理なスケジュールは「無理です」とはっきり伝えることも非常に重要です。最終的にできなかった、となるぐらいならはじめからできないと明言した方が良いですよね。その場合、「あと△営業日あればできる」、など代替案を述べるとその後の作業もスムーズに進められるかと思います。

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レビューの時間の作り方

具体的な計画やスケジュールを立て、デザインを形にできたら次はレビュー依頼をしていきます。

ちょっと意見が欲しい、質問したいというくらいであれば、わざわざミーティングを入れなくても、SlackやDiscord、口頭でどんどん聞いてしまうのもおすすめです。「方向性だけ見て欲しいんですけど」「◯分くらいで済むんですけど」など、相談の温度感やボリュームを相手に伝えると聞く側もわかりやすいと思うので、是非意識してみてください。

どうしても時間が合わないときは、緊急性を伝えて朝や夜の調整しやすい時間にお願いしてみましょう。

レビュー担当者にOKをもらわないと次に進めないなど、スケジュールに影響が出る場合、レビュー担当者以外のデザイナーに相談してみましょう。

他にデザイナーがいないプロジェクトであれば、大きい変更がなければレビューをせずに提出してしまっても場合によっては良いかと思います。ただ、後から変更が入るかもしれない趣旨はレビュー担当者に伝えておきましょう。

大きい変更でレビューをもらわないと不安な場合は、素直にレビュー担当者に「間に合いません」と伝え、いつまでに提出するかを明確にすることが重要です。

作り込みについて

レビューをもらう場合、画像やテキストは本番と同等のものを使うようにしましょう。Webサイトのリニューアル案件であれば、現行サイトから画像を流用することも可能かと思います。実際にサイトが運用されたときと近い要件でデザインすることで、デザインに説得力を持たせることができます。

ニュース記事やお知らせ一覧など、どんな画像素材、テキストの量が入るかまちまちの場合、デザインをするときはかっこいい高品質な画像や、文字数が不適切なテキストを使わないようにしましょう。ただし、トンマナの提案やコンペなど、見栄えを良くする戦略をとりたい場合もあるので、ある程度整った素材を用意するかどうかは案件ごとの確認が必要です。

1画面や1機能など、規模が小さい箇所のレビューをしてもらう場合は初回のレビューでは60、70%の完成度で用意しましょう。2回目以降でどんどんブラッシュアップするイメージを持つといいかと思います。ただし、スコープが大きい場合、初回のレビューでは50%くらいの完成度で十分です。作り込みすぎて手戻りが大きくなると、のちのち時間がかかってしまうためです。

また、マージンやジャンプ率、配色のルールは、早い段階では作り込まないくて良い要素です。ある程度の方向性を伝えることができれば、数値的なルールは後からまとめることが可能です。

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記事一覧のデザイン

行き詰まったとき

行き詰まったときは、早々に切り上げて別のデザイナーに相談することをおすすめします。まとまりがなくても言葉にしたり、どこで迷っているのかなど別のデザイナーに質問することで解消するケースもあるためです。ラバーダックやFigmaを利用したオンラインでのペアワークのような相談の仕方もあるので、さまざまな方法を試してみてください。

なにより大事なのは、クライアントしか知らない情報など、自分で考えても答えがでないものはすぐに聞くよう習慣づけることです。

自分との戦いを制す

数を作ってあーでもないこーでもないを繰り返すことは意外と大事です。自分が納得できないとデザインの説得力もいまいちな場合も多いためです。要領を掴めず、右往左往してしまうことはよくあることですが、根気強く手を動かしてみましょう。ただし、時間がないときはさっさとペアワークに持っていくのが賢明な場合もあります。

自分で手を動かす際は、さまざまな工夫をするのが効果的です。たとえば、文字にすることで、今のデザインのどこが気に食わないのか? どこが懸念点なのか? ユーザーにとってどんなものなのか?といった疑問を言語化することができます。

また、一晩寝かせることも効果的です。一晩置くと直したい箇所が不思議と見えてくることもあるので、潔く次の日の自分に任せてみてもいいかもしれません。

関係ない業界のWebサイトやアプリ、Pinterest、DrribleなどのSNSを見てみるとヒントになることもあります。視野を広げることで、見えなかったものが見えるようになるかもしれません。

レビューを受けるときのポイント

レビューを受ける際は、忘れないように自分用にメモや録音を必ずとりましょう。

言葉でデザインの説明ができるようにしておくことも重要です。クライアントの意見も汲みつつ、あくまでユーザーにとってどう使いやすいのか、どう感じるのかを伝えましょう。自分の推しデザインを伝えることで相手も意見しやすくなります。「なんでそう思うの?」「この中だとそのデザインがいいね」「それよりはこっちかな」など議論が発展しやすくなります。

ボツ案もとっておくこともおすすめします。「ちなみにこういうパターンもあるんですけれど…」という感じで見せてみると、意外とそれいいねとなる場合もあるためです。

レビューを受ける前に話す内容を整理しておくこともおすすめです。何をどのような順序で話すのかをまとめることで、レビューの時間を効率的に使うことができます。また、想定される質問とその回答をあらかじめ考えておくことも、スムーズな議論のためには重要かもしれません。

レビューをせっつく

Slackなどでレビュー依頼を投げっぱなしにしていて、音沙汰がないときは自分から戻してもらいに行くことも必要になります。基本的に、制作物の進捗の責任はデザイナー自身が持っているつもりで動きましょう。

いつまでに戻して欲しいのかの期限を明確にし、期限の予告も余裕をもって行いましょう。レビューをもらいに行きづらいという躊躇の気持ちは捨てることが、プロジェクト成功への鍵となります。

まとめ

本記事では、デザイナーがプロジェクトを成功させるためのレビューのもらい方について紹介しました。会社の文化や、プロジェクト内容によってレビューのもらい方も変わるかと思いますので、自分に合った方法をみつけることが重要かと思います。

A.C.O.では、このようなナレッジを部署問わず共有し、学び合う姿勢を大事にしています。私たちと一緒に学んで成長していくメンバーを募集しています。記事を読んで興味を持っていただいた方は、ぜひWantedlyよりご応募お待ちしております!

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