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「単なる装飾に価値はない」機能的なデザインを探求し続けるプロジェクト・マネージャー須田亘

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「単なる装飾に価値はない」機能的なデザインを探求し続けるプロジェクト・マネージャー須田亘
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デイトレーダーからプロジェクトマネージャーへ。異色の経歴は意外なところで活きてくる?

「PERTNERS」では、A.C.O.のパートナーを紹介しています。今回登場するのはプロジェクト・マネージャーの須田亘。Web業界未経験ながら、コーポレートサイトのグロースハックプロジェクトや、Webサービス改善のプロジェクトなどで活躍しています。

  • 須田亘

    須田 亘 | WATARU SUDA

    武蔵野美術大学大学院工芸工業デザインコース修了。建設機械メーカーの設計、AIスタートアップのビジュアルデザイナーを経てA.C.O.に。プロジェクトマネジメント担当。グロースマネジメント部所属。

ユーザーファーストの考え方は自分のベースになっています

– まずは今までの須田さんについてお伺いします。どのような経歴を歩んできたのでしょうか?

学生時代は車や家電といった工業デザインの制作・研究をしており、卒業制作では椅子をデザインしました。大学院では「日本的な文化や思想」、「経験や体験の価値」、「ユーザーそれぞれの欲求を満たし、個人に最適化するためのデザイン」の3点を意識した工業デザインにおけるコンセプトワークを行っていました。

工業デザインを研究し、単なる装飾に価値はなく、機能的で合理的ということこそが価値であると学びました。プロダクトは人間が実際に触れて使うものなので、ユーザーが置いてきぼりになってはいけないということが重要なのです。このユーザーファーストの考え方は今でも自分のベースになっています。

大学4年生の頃、ゼミの教授から「経験価値」という言葉を学びました。今でいうユーザー体験(以下・UX)ですね。缶コーヒーは1杯100円程度ですが、お洒落なカフェでコーヒーを飲んだら1杯1,000円なんてこともありますよね。ここまで値段に差が出ても、そこでコーヒーを飲みたいと思う。こういう経験、みなさんあると思うのですが、これは商品以外にも様々な付加価値が付いているということ。お店の空間、ホスピタリティ、見える景色など…。そこに行けば缶コーヒーよりも素敵な経験ができるというわけです。

今後はただ物をデザインするだけでなく、ユーザーファーストであると同時にUXを中心に考えていかなければならないと思うようになったのです。

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修了制作の資料の一部

大学院卒業後は建設機械メーカーに入社し、工場での組み立て作業や、製品の図面制作、パーツの外観デザイン、設計などに従事していました。しかし働いているうちに違和感が強くなってきまして…。新卒でどこかへ就職をしなければならない、という漠然とした焦りもあって、目先のものに飛びついてしまった気もしていました。自分が何に興味があり、どんなことをやりたいのかをゆっくり考える時間が必要だと思い、退職しました。

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ジンベエザメと泳ぐ須田

退職後、まずはずっと興味を持っていた株式投資に本格的に時間を割いてみることにしました。学生時代にフォーブスジャパンが創刊されたことがきっかけです。

当時は1日中パソコンの前に張り付き、株を数日間で売買するような短期的な取引を行っていました。面白い世界ではあったのですが、簡単に成功するわけもなく。結局、資金が尽きてしまい、短期的なトレードからは撤退しました。やはり株式トレードは一定の資本が無いと限界がありましたね、あと物凄く疲れる(笑)

その後、改めて自分は何に興味があるのかを考えていたうちのひとつに、人工知能の技術の一つであるディープラーニングがありました。囲碁で人に勝ったことで話題になったAlphaGoに使われている技術です。このディープラーニングと音声技術を組み合わせると、SF映画に出てくるような音声アシスタントが実現できる!ととてもワクワクしたのを覚えています。

今まで学んでいたことは工業デザインでしたが、まずは自分の持っているスキルを使ってデザインの経験を積みたいという気持ちがありました。そこで、人工知能関連のスタートアップ企業に入社し、主にロゴ作成などのビジュアルデザインに携わりました。人工知能の会社で働いていたので「これ人間がやらなくてもよくね?」と思うことがかなり増えましたね(笑)

– かなり面白い経歴ですが、そこからどのようなことを学びましたか?

プロダクトの設計者、デイトレーダー、ビジュアルデザイナーを経て現在はWeb制作のプロジェクト・マネージャーと、自分の経歴は一見するとバラバラです。様々な点が散らばっているように思えるのですが、経験してきたことは無駄にはならないはずで、昔考えていたことが別の領域でふと活きてくる…そんな日も来るのでは、と思っています。

新卒で入社した建設機械メーカーを退職し、焦りながらも「まずはやりたいことをやってみる」スタンスに決めてから、経歴がとっ散らかり始めましたが、ポジティブに言うと「キャリアドリフト」って感じです(笑)

– Webに興味を持ったきっかけはなんでしょうか?

Webそのものというよりは、サービス作り・UXを掲げている企業に興味がありました。大学時代は経験価値×デザインの研究をしていたため、「デザインにより、どうすれば人々は幸福になれるか?」ということを常に考えていました。そのためにはただ物を作っているだけでは難しいと感じ、より上流であるサービスデザインに携わりたいと思ったことがきっかけです。

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そこでちょうどA.C.O.が未経験可のUXデザイナーを募集しており、応募しました。なので実は最初からプロジェクト・マネージャーを志望していたわけではありませんでした。

プロジェクト・マネージャーになったきっかけは、面接でA.C.O.代表の倉島から「グロース・マネジメント部でビジネスサイドを見た方が将来的にUXの業務に携わる場合もうまくいきやすい」と言われたことからです。未経験の職種のため、当初はピンとこなかったのですが、不思議と否定的な気持ちは生まれませんでした。

実際にプロジェクト・マネージャーとして働き、クライアントとのやりとりやディレクションなど、今後のキャリアにおいて重要な経験になると実感しました。やって損はないことだと思ったので全く後悔はしていません! 怖さと緊張感はもちろんありますが、変化に富んでおり毎日がとても新鮮です。

言われたことをそのまま流すだけではプロジェクト・マネージャーでいる意味がない

– では、普段のプロジェクト・マネージャーの仕事で心がけていることは何ですか?

情報をよく理解してから的確に共有することです。何を言われているのか?自分は何をやるべきなのか?これらを一旦読み込んで理解することはプロジェクト・マネージャーとして非常に重要なスキルだと思っています。

入社間もない頃は「クライアントから連絡がきたから早く対応しなきゃ!」と焦ってしまい、すぐにプロジェクトメンバーに流していました。ですが、結局自分の中で整理がついておらず、メンバーへの説明も不十分でクライアントに再確認をしてしまうという余計な工数が発生してしまっていました…。

クライアントに言われたことをそのまま流すだけではプロジェクト・マネージャーのいる意味がありません。現場も混乱して、自分も相手も大変になってしまいますよね。自分、クライアント、プロジェクトメンバー、各方向を落ち着いて見ることはプロジェクト・マネージャーの仕事においての基本にもなるのではないでしょうか。

あとはデジタル整理整頓。デスクトップやダウンロードフォルダは徹底的に綺麗にしています。ブラウザのウィンドウやタブの数、ブックマークもよく使うものだけに絞っています。資料のバージョン管理は仕事でも混乱をきたすので…。また、大量のウィンドウやアプリが散らばっているせいで欲しい情報にすぐ辿り着けず、結果的に無駄な時間を生んでしまいます。整理整頓ができていない状態そのものが仕事の邪魔になってしまうのです。

– 今須田さんが関わっている中ではどのような仕事が楽しいですか?

BtoC案件が楽しいです。A.C.O.は本来BtoB案件の方が多いのですが、自分が工業デザインを研究していたということもあり、一般消費者向けのプロダクトを考えることはとても面白いです。案件によっては自分でも使うようなサービスもあるので、身近な問題の解決に取り組めている!と感じられてとてもやりがいがあります。

チャットbotのシナリオを考えたり、インタビュー調査に協力したり、カスタマージャーニーマップのサポートに入ったりなど、UXに関わる案件を手伝うことも多く、楽しいです!今後、UXやサービス案件にはどんどん挑戦してみたいと思っています。

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時間の無駄でも答えがでない問いを考えることが好きです

– 次に個人について質問させてください。今興味があることは何ですか?

行動経済学、認知心理学、人の意識、脳、宇宙、哲学…などです(笑)行動経済学は前々から雑誌で読んだりしていて。人間の行動と経済を結びつける、中身は心理学など色々な要素が複雑に絡んでいるようです。サービス作りやUXにかなり関わるものだと思っていて、純粋に興味があります。大学に行って授業を受けたいくらい。

認知心理学は、大学時代にD.A.ノーマン著「誰のためのデザイン?」を読んで興味を持ちました。この本はデザインの話でもあるのですが、認知心理学が大きく関わっています。認知って何だろう?人がものを認識する、人が人を認識する、空間を把握する、言語を読み解く、など…奥が深くてもっと勉強したくなりました。

哲学・宇宙については答えが出ないし、そんなことを考えているのは時間の無駄という人もいますよね。でも謎めいたことへの興味がずっと止まらなくて。宇宙ってなんなんだろうね、みたいな。そういうことを気兼ねなく話せる人と仲良くなりたい(笑)テクノロジーの進化ももちろん大事なことだと思いますが、数年単位で消えてしまうような気がしていて。50年後、100年後も変わらず必要なもの、消えないようなものに惹かれます。

– 好きなこと・ものは何ですか?

ゲーム。RPGのように、キャラクターとともに成長していくゲームが好きです。昔はモンスターハンターもやってました。協力して敵を倒していくようなゲームは楽しいですね。ただちょうど最近、ハマっていたスマホゲームのサービス終了のお知らせがありまして…(笑)久々に大当たりのゲームだったのにとてもショックです…新たにハマれるゲームを現在模索中です。須田 亘にオススメのゲームを紹介する

あとは散歩とうまい飯とうまい酒。休日は人通りの少ないところを狙って散歩をしています。散歩をして、本屋に入って、少しコアな漫画コーナーを物色して衝動買いして、お酒を飲んでから歩いて家に帰るのは最高の休日の過ごし方ですね!

– では最後に、今後はどんな働き方・暮らし方をしていきたいですか?

ストレスフリーでいたいです。ストレスの有無は働いていく上での自分の幸福度を図るものとして一番わかりやすい指数だと思っています。

あとは自然にやれることだけやって生きていきたいです。もちろんお金は大切だし、大富豪にもなりたいですよ(笑)でも、これだ!と思った一つのことで食べていけたら最高だと思います。学生時代の研究はすごく楽しくて、土日や夏休みもいらないくらい毎日学校に行きたいと思っていました。仕事と思わず仕事をしたくて、それくらい没頭できるようなものをまた見つけたいですね。

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WRITER

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木下早苗

SANAE KINOSHITA
PROJECT MANAGER

獨協大学国際教養学部言語文化学科卒業。東京デザインプレックス研究所卒業。コールセンターをはじめとするアウトソーシング会社での営業経験を経て現在に至る。プロジェクトマネジメント担当。グロース・マネジメント部所属。

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