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A.C.O. ジャーナル

A.C.O.式プロジェクトマネージャーの心得と小技集

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隣のプロジェクトマネージャーから見習うこと

こんにちは、A.C.O.編集部です。プロジェクトの進行において、プロジェクトマネージャー(以下・PM)は各々の考えで物事を判断し進めなければいけない場面が多々あります。私自身「自分の考え方や進め方は正しいのか」と葛藤することもありました。

この葛藤から、隣のPMの考え方を知り、より多角的な視点でプロジェクトをみるため、プロジェクトマネージャーの人たちに「プロジェクトマネジメントで一番大切にしていること、ちょっとした小技」のアンケートを取ってみました。プロジェクトマネージャー、Webディレクターをされている皆さんにとって少しでもタメになる情報を共有できたら幸いです。

ミツオ ユウスケの心得

要件を細分化して”手段”をイメージできるまで話す

私は、お客さまのご要望をヒアリングする際、問題を問題として持ち帰るのではなく、手段をイメージできるまで、質疑を繰り返し要望を分解します。これをヒアリング時におこなっておかないと、後の現場指示が曖昧になったり、持ち帰ってからのコミュニケーションのターン数を無駄に増やすことになってしまうからです。

今すぐ使える小技01:場合によっては、「第三者」に徹する

現場から離れて、実際の技術者・製作者とお客さまの間に入って折衝をすることが多いポジションのため、場合によっては、”第三者”としてお客さまと対峙することで、議論の高ぶりを抑えコミュニケーションをスムーズに進めるようにしています。常に行うとただの無責任なヤツになってしまうので、基本は自分事であるべきですが。

今すぐ使える小技02:スケジュールを作成する時は、プロジェクトメンバーの顔を思い浮かべる

スケジュールは、ある程度機械的に各ポジションタスクをひいた後に、実際に稼働するメンバーを思い浮かべながら調整をかけています。メンバーのことを考えると、人物に呼応したリアリティのある工数になるという当然なことだけではなく、程よい情によって現実的なラインに落としやすい(気がします)。

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Yusuke Mitsuo

ミツオ ユウスケ・多摩美術大学情報デザイン学科卒業。デザイン事務所、フリーランスを経て、現在に至る。クリエイティブディレクション、プロジェクトマネジメント担当。

高橋 昌之の心得

クライアントの先にいる、ユーザーのことを1番に考える

僕らが作成するウェブサイトのむこうには、必ずユーザーがいます。クライアントから「こういうのを作りたい」という要望があった際に、ユーザーにとってどのようなメリットがあるかをまず考えます。その要望がユーザーにとってメリットがないと判断した場合には、クライアントにNOと言うことも必要です。もちろん、単にNOというだけではなく理由を説明し代替案を提案することを心がけています。

ユーザーにとって良いものを作りたい気持ちは、クライアントも僕たちも同じです。最終的にユーザーにとって何が一番最適なのか? をユーザー目線に立って、一緖に作っていければと思います。

今すぐ使える小技:クライアントからの評価をチームメンバーにフィードバックする

僕は絵もかけませんし、文章もうまくできないので、多くのデザイナーさんやライターさんに助けてもらっています。だからこそ、クライアントと最も多く接する僕が、リリースした後にクライアントから評価を伺い、デザイナーさんやライターさんに伝えることを心がけています。自分の制作物がどのような評価なのか知りたいのはクリエイターとして当然だと思いますので、怠らないよう気をつけていけています。

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Masayuki Takahashi

高橋 昌之・武蔵野服飾美術専門学校卒業。アパレル企業にてECサイト設立・運営に携わる。その後Webへ転向、制作会社ディレクターを経て、現在に至る。プロジェクトマネジメント、アクセス解析担当。グロース・マネジメント部所属。

瀬田晴彦の心得

相手の立場にたって行動する

大前提として心がけていることです。例えば自分は規模が大きめな案件を担当することが多いので、多くのステークホルダーとの折衝に、ご担当者さまが苦労されていることもあります。単にクライアント×制作会社という関係性ではなく、なんでも言い合える関係性を理想としてサポートするよう心がけています。そのためには、やりとりの温度感、表情や声のトーン、仕草などに注意をはらい、おきている事象に対して「なぜ?」を大切にし、背景を考えぬくことを心がけています。まだまだですが、これは社内もパートナー会社さまも同様に心がけています。

今すぐ使える小技:分身

会議や打ち合わせが紛糾した時に、部屋の四つ角の一つ(扉から一番遠い)から状況を俯瞰してみて冷静に判断を切り分ける

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Haruhiko Seta

瀬田 晴彦・武蔵大学経済学部経営学科卒業。デジタルハリウッド卒業。システム会社、Web制作会社にてデザイン業務を経て、現在に至る。プロジェクトマネジメント、開発ディレクション担当。

小山和之の心得

「わかること・わからないこと」を考える

クライアントのウェブに関する理解度はさまざまです。前職が制作会社という方から、HTMLで作られていることはわかるという方まで、当然ながら幅広くいらっしゃいます。だからこそ、制作物に関して説明するときは、説明方法から使う言葉1つにいたるまで、相手が「わからないこと・わからないこと」は何だろう?と考えるようにしています。僕自身前職がウェブとは異なる仕事だったため、「わからないこと」を言われる気持ちや、理解しやすい・しづらいところは実体験として覚えています。クライアントにとって一番理解が深まり、一番納得できる説明をできるよう心がけています。

今すぐ使える小技01:遠くから見守る

チームメンバーを追い立てるのもPMの役目。僕の場合「進捗どうですか」の一言をぐっと我慢し、遠くから見守るようにしています。ただ単に放っておくというわけではなく、遠目で画面や表情を観察し切羽詰まり具合や、集中度合いをみています。話しかけたほうが良さそうな場合は、なるべく別の話題から入って本題に切り替えたり、ランチついでに聞いたりと、プレッシャーにならないように気をつけています。

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Kazu Koyama

小山 和之・明治大学理工学部建築学科卒業。建築設計事務所を経て、現在に至る。在学中より、ウェブメディアのライターとして活動。編集、ライティング、プロジェクトマネジメント担当。グロース・マネジメント部所属。

池野 将司の心得

みんなの意識の外になっていることに気づく

私は元々はWebデザイナーで今はWeb解析士 兼 PMをやらせていただいています。社内外の打ち合わせでは、メンバー全員が議論している話題に見逃していることがないかを常に考えるよう、心がけています。デザイン制作、進行管理、運用・解析、また一人のユーザーとしての視点を持つことで、後々にクリティカルになりそうな事象を事前に炙り出せるよう心がけています。

今すぐ使える小技01:話をきく

当たり前のことですが、人の話をきくことが基本だと思います。向かい合っている相手が何を考えて、何に悩んで、何をしようとしているのか。プロジェクトが大きくなればなるほど関わる人数も増え、互いに何を考えているのかを推測しながら動いていくことも増えてくるかと思います。ただ、思い込みで進めてしまうと相手の意識とのズレが生まれてしまう、、だからこそ話をきくことをしっかりと積み上げていくことが大事だと考えています。

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Masashi Ikeno

池野 将司・武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業。デザイン制作会社にて企業サイトや紙媒体のデザインを経て、現在に至る。プロジェクトマネジメント、アクセス解析担当。グロース・マネジメント部所属。

by ACO Journal Desk

ACO Journal 編集部です。

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