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Staff Stories

武器を増やし、自分だけの強みを見つけるために。デザイナー8年目の私が挑戦し続ける理由

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こんにちは。デザイナーの叶(かのう)です。

2019年11月にA.C.O.にジョインし、そろそろ1年が経とうとしています。今回、A.C.O. Journalで自己紹介する機会をいただいたので、今までの自分を振り返りつつ入社した経緯を紹介します。

深く考えず、直感でデザイナーの道へ

わたしがデジタルの世界に初めて触れたのは、中学生のときに自分でホームページを作ったことでした。マークアップ言語やサーバについてを自分で調べ、黙々と作って遊んでいました。まだ家庭にパソコンがある方が珍しい時代だったので、新しい技術に触れている気がしてハマってしまいました。

中学校と高校ではろくに勉強をせず、自分の好きなことに没頭していました。絵を描くことも好きだったので、部活でアクリル画や油絵を描いたり、描いた絵を地元の展示会に出したり、その延長で学生を対象にしたマンガコンテストにも何回か応募したりしていました。

そんな感じだったのでテストの成績は悪かったです(笑)。好きなこと以外には本当に興味がありませんでした。数学の塾に通っていましたが、行きたくなくて親と喧嘩したこともありました。ですが、両親ともわたしの描く絵やホームページを作れることはよく褒めてくれましたし、学校の先生もわたしが作ったものに対してとても評価してくれていたので、自然と「将来はイラストレーターかデザイナーかな?」と考えるようになっていました。

高校卒業後の進路を父親に相談したら、ある専門学校のパンフレットを渡されました。そこには“Webデザイン”の文字があって、「そんな職域があるのか!」と飛びつきました。運命の出会いですね。自分はホームページが作れるし、絵を描くのも好きだし、これはうってつけの職業だと思いました。その後、絵を描く職業ではないということを知るのですが(笑)、そのとき「絶対にこれ(Webデザイナー)になりたい!」と思ったので、そのパンフレットの東北電子専門学校に進学することにしました。

デザイナーのイメージをだんだん掴んでいった

専門学校の授業は本当に楽しかったです。学校で初めてPhotoshopやDreamweaverなどのソフトウェアの存在を知り、Windowsのペイントやメモ帳でポチポチやっていた身分としては大変ショッキングでした(笑)。知らないことがまだあるんだと、毎日ワクワクしていました。サイトマップを作ったり顧客へのヒアリングを想定した授業を受けたり、授業でWeb制作の過程を学びながら、今までぼんやりしていたWebデザイナーという職業のイメージをだんだんとはっきりさせていきました。

卒業制作展準備の様子

学校の同級生とは、デザインが好きだったり似ている部分が多く、すぐに仲良くなりました。居残りで課題を進めたり、テレビ電話をしながら試験の予習をしたり、みんながいたから難しいことも乗り越えられたと思います。アルバイト先の友人達にも支えられました。当時からかなり出不精だったんですが(笑)そんなわたしでも根気強く遊びに誘ってくれて、本当にありがたかったです。それを言うと「来ないから呼んだんだ」と返されるんですが、わたしからすると「縁を切らないでくれてありがとう」と(笑)、それぐらい感謝しています。

どちらの友人も今でも頻繁に連絡を取り合っているので、生涯の友人たちだと思っています。

無事に専門学校を卒業し、東京で就職することにしました。新卒で入社したデザイン会社では、クライアントの製品のLPとバナーを作ることが主な仕事でした。営業部、紙のカタログを作るグラフィックデザインの部署、コピーライター、マークアップエンジニア、Webデザイナーの布陣で制作する環境で、さまざまな立場の人と関わりながら仕事をする大変さを学びました。2年くらい在籍しましたが、デザイナーの友人達がJavaScriptをゴリゴリ書いている様子を見て、自分もコーディングできないとヤバイんじゃないかと思い、デザインとコーディングをセットで任せてもらえる会社に転職することにしました。

今度は事業会社に入り、自社サービス(Web広告)のUIデザインとコーディングをさせてもらえることになりました。デザイナーの数が少なかったこともあり、他部署やエンジニアとのやりとり、デザインの承認やマークアップも全部一人で行っていたので、1社目よりも幅広く多くのことにチャレンジさせてもらいました。やりたかったコーディングの他にもどんどんできることが増えていったと思います。

しかしその一方で、社内に経験豊富なデザイナーがおらず、デザインについて相談できる環境ではなかったので「本当にこのデザインで合っているかわからないけれど、誰にも相談できない」と悩んでいた時期でもありました。

チャレンジの末、疲弊して離職

そこで、わたし自身の知識を増やそうとしました。デザインの分野に関わらずさまざまなジャンルの本を読んでいくうちに、『ユーザビリティエンジニアリング』という本に出会い、自分の「このデザインで合っているかわからない」というモヤモヤは、ユーザー視点が足りないからだと気づきました。まさかというか……自分なりにユーザーのことを一所懸命考えていたつもりだったのでショックでした。

そこに気づいてからは本当に大変で、機能のリリースの前になんとかニーズやデザイン検証のフェーズを入れようと提案したのですが、「それだとリリースまでに時間がかかってしまうからダメ」だとか、「検証期間が必要かどうかの判断ができないからダメ」だとか、「経営方針にまで口を出す気なのか?」とまで言われたり……。“ユーザー視点が足りていない説”は、チームメンバーにとっても受け入れがたかったように思います。加えて、「画面の絵を作るのが仕事」であるデザイナーからの提案ということもあり、他のメンバーは「なんでこの人がこんなことを言うんだろう?」と感じていたと思います。他部署にも納得のいく話をしないといけませんでした。

前職での社内LTの様子

何度か交渉したのち、一度だけリリースの直前にユーザー検証の時間をもらえたのですが、それも結局「時間がかかるからやめよう」という判断になってしまいました。検証や調査を行う文化を醸成できなかった自身の力不足も感じましたし、シニアクラスのデザイナーの採用も並行して力を入れていたのですがなかなか成果が出ず、もうこの環境を変えることは難しいと思ったので退職することにしました。

今思うと初めて自分でじっくり考えて行動したと同時に、初めて大きく挫折を感じた出来事だったので、良い経験だったと思います。進学を決めるときなんて本当に何も考えてませんでしたし(笑)。相手に伝えるために努力したり、自分一人でできることはそんなに多くないと知ったり、精神的に成長できたんじゃないかと思います。

これからは自分の強みを見つけたい

A.C.O.にジョインしたのは、退職から3ヶ月後でした。ちょっと疲れたのもあり(笑)自分の部屋を思いっきり掃除したり、実家に帰省したり、ぼちぼちポートフォリオを作ったり、しばらくゆっくり過ごしてから就職活動を行いました。

A.C.O.にはさまざまなバックグラウンドを持ったデザイナーがたくさんいるので、なんでも相談できてありがたいです。クライアントの依頼も多種多様で、わたしの経験や知識だけでは要望に応えることが難しいときもあるのですが、経験豊富なメンバーに相談できるので大変心強いです。

サービスのブランド開発案件でデザインコンセプトやロゴを担当することになったのですが、今まで携わったことのない分野だったので、何年もブランド開発を行っているデザイン部のマネージャーからたくさんアドバイスをもらいました。ブランド開発のノウハウだけでなく、魅力的な提案をするためのスライドの作り方とか、伝わりやすい説明のロジックの組み方も教わり、お客様へ伝えるための工夫はクライアントワークならではの視点で、自身の視野も広がりました。

社内での活動だと、デザイナー未経験で入社してくるメンバーに向けたオンボーディングを用意しました。デザイナーの仕事は幅広くどこまでを“オンボーディング”とするべきか悩んだので、デザイン部のメンバーに何度も相談しました。みんな「これ(オンボーディング)はやるべきだ」とすごく協力してくれて、未経験デザイナーをアシスタントとして迎えるとするならどんな状態であると望ましいか、アイデアをたくさん出してもらいました。A.C.O.ではWeb媒体のデザインを扱うことが多いので、デジタル分野の知識はある程度身につけておくとか、仕事なので自分の思い通りのデザインができることは少ないことを知って欲しいとか。

オンボーディングを受けた新メンバーには「まだ知らないことがあるんだと分かって良かった。とても勉強になった!」と言ってもらえたので、メンバーのおかげでチームにとって役立つものになったと思います。

オンボーディングのドキュメント

デザイナー8年目にして日々新しいことに挑戦させてもらえますし、挑戦することで自分がスキルアップできている実感もあります。そんな環境なので、自分のことに集中できていますし、これからは自分の強みを見つけていきたいと思っています。新卒のときから「タフさ」だけはよく褒められていたのですが、そういうことだけではなく(笑)デザイナーとしてプロフェッショナルになれる分野を作っていきたいです。

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by Yuri Kano

東北電子専門学校メディアデザイン科卒業。クライアントワークとインハウスデザイナーを経験した後、A.C.O.に入社。

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