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A.C.O. ジャーナル

好きなデザインってなんだ?

#1 デザインとロジック

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好きをふやす—— これが会社の目的であるなら、デザインチームのミッションは好きなデザインを増やすこと。

それをそのまま今期のチームオブジェクティブの一つとして設定したはいいが、「好きなデザイン」とはなんだろう?答えがないし逆に答えがありすぎる。チームの一人に相談したら「それを考え続けることに意味があるのではないか?」と言われて腑に落ちた。

そもそもいつも考えていることのような、でも言葉にしていないような、今一度それぞれが各々の角度で「好きなデザインとは何か」を考え続け、定義を繰り返す。デザインチームのリレー形式の連載です。

ACOのデザイン現場は、とてもロジックを重要視する。このことは、私が入社した10年近く前の当時から一貫している。ただ絵を描くのが好きな若手のデザイナーだった私はこれがとてもとても苦手だった。

よく「いいけどこれはなんで?ここはどうして?」と質問された。その度に言葉に詰まって、今から思うとなかなか良さそうだったデザイン案もそのせいでいくつかボツになった。

自分で提案する機会をもらう度に、必死にデザインの説明をする。次は説明をすることを考えながら作る。そして作る前に考えるようになる。気がついたらアートディレクターの説明責任というものとつきあうようになった。

下手なりにロジカルが身についていって「デザインの全てに理由がある」などと思う。

なによりも、クライアントに喜んでいただけるのが良い。「本当に色々考えてもらって嬉しい」「納得感があって、社内でもそのまま伝えます!」など、それこそデザイナーやっててよかったと思う機会が増えた。実際に理論的で、検証を重ねながらデザインすることが大切だということは言うまでもなく、感覚的に作っていたことを反省したし、それができないとデザイナーではなくアーティストを目指すべきだと思う。

でも、自分が何かの機会に「このデザインが好きだ!」と思う時や、誰かにお願いした仕事に「好きだ、このデザイン欲しい!」と思う時、説明してほしいと思わない。興奮したり感動したりして、理屈より、好きが勝つ。聞かなくてもわかるし、言葉以上の答えがそこにあるのでむしろ黙っていて欲しいとさえ思ったりする。

自分の提案でも同じように思ってもらえると感じるときがある。見た瞬間の表情が違う、説明しようとすると「大丈夫わかるから」と言って喜んでもらえる。(それでもかいつまんで説明するんだけど)

というわけで、私の“好きなデザイン”は「理屈が要らないデザイン」です。 デザインには理由や根拠が必要ではあるが、理由を無理にひねり出してはいけないし、理屈抜きで喜ばれるものを作っていきたいです。

好きなデザインをふやすために、自分たちは「好きなデザインとは何か考え続けること」が大事なのではないかと言ってくれた石井くん、「好きなデザイン」とはなんですか?

次よろしく!

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by Naoko Okiyama

桑沢デザイン研究所卒業。デザイン事務所を経て、現在に至る。アートディレクション、フォトディレクション担当。デザイン部マネージャー。

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