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A.C.O. ジャーナル

作業効率アップツール

サイト調査にかかる時間を10分の1以下に削減する方法

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こんにちは、ACO Journal編集部です。「せっかくパソコンを使っているのだし、なるべく反復作業を減らしたい」という思いから、様々なツールを使い、簡単で正確な方法を日々探しています。このコーナーではそういったツールのうち、現場で実際に役立っているものをご紹介します。

このサイト、本当は何ページあるの?

既存のWebサイトをリニューアルする際には、正確なお見積もりや制作上のトラブルを防ぐために、事前に既存サイトのページ数や構造を知る必要があります。

コンペなど正式に受注していないタイミングでは、十分な情報を得られていないケースも多く、サイトマップから当たりをつけていったり、ナビゲーションをたどって総当たりで調べるといった作業になりがちです。しかし規模が大きくなると数百、数千ぺージに上ることもあり、これが中々大変な作業です。さらに、古くから増改築を行ってきたサイトの場合は、クライアントも知らないページ群が隠れていることがあります。今回ご紹介する『Integrity Plus』は、サイト把握のための労力を軽減し、機械ゆえの正確性も担保してくれる素晴らしいツールです。

Integrity Plusを手に入れる

この『Integrity Plus』は、Mac専用ツールでイギリスのPeacockMediaが提供しています。8ドルの有料ツールで、リンクチェックツールIntegrityに、ファイルリスト取得機能が追加されたものです。1週間無料で試せるので、まずはダウンロードしてみましょう。ダウンロードページから入手できます。

試しにファイルリストを取得してみる

dmgファイルをインストールしたら、さっそく使ってみましょう。今回はあらかじめ用意したテストサイトを対象にファイルリストを取得してみます。

  • 1URLを入力する
  • 2以下にチェックを入れる
  • ・ Ignore querystrings ※クエリ文字を無視

    ・ Don’t check external links ※外部リンクを無視

    ・ Ignore trailing slashes ※末尾のスラッシュを無視


  • 3「Go」をクリック
  • 4「Sitemap」タブでビューをファイルリスト切り替える
Integrity Plus起動直後の画面
Integrity Plus起動直後の画面

取得完了

「Go」を押すと、どんどん調べていきます。元々はリンクチェックツールなので、そのエンジンを使って繋がったリンクをクローリングしていきます。URLでソートするだけでも大体のボリュームと構造がわかります。

今回はページ数の少ないサンプルだったので、1秒と待たずに完了しました。「Sitemap」のビューにしていると、存在が確認できたページのURL、タイトル、階層、更新頻度が見れます。

チェック完了時の画面

さらに、利用しやすい形にExcelで成型

取得したデータは各種形式でエクスポートできので、もっと有効活用してみたいところです。チーム内での共有のため、汎用性の高いCSVでエクスポートし、Excelで見やすい形に加工します。
(※ここからはExcelの操作に少し慣れている必要があります。)

  • 1Integrity PlusからCSV形式でエクスポート
  • 「Sitemap」ビューの右上の「Export」からCSVで書き出します。

  • 2CSVを別途テキストエディタでUTF-16に変換して保存
  • 日本語サイトの場合に取得データがExcelで文字化けするのを防ぐためです。個人的には、CotEditorが軽くてお勧めです。

  • 3Excelを起動し、CSVをインポート
  • 「ファイル>インポート」からCSVを読み込む

  • 4URL列で並べ替える
  • 「データ>並べ替え」でURL列を昇順でソートする。

    URL列を昇順でソート
  • 5URL列を最後尾の列にコピーし、「データ>区切り位置」で/ごとに区切る
  • 次のように「/」ごとに列を分けることで、階層構造が明確になります。

    スラッシュでディレクトリをセルごとに区切る
    区切り処理後

いかがでしょうか? ディレクトリ単位で整理されたファイルリストが出来ました。私の場合はさらにいくつかの処理を加えて関係者にとってより使いやすい資料にしています。

サンプルXLSXファイルをダウンロード

使いやすく加工した例

例えば、HYPERLINK関数を使って直リンクの列を作ることで特定のぺージを即時に確認できるようになります。また、ディレクトリごとに見やすく色分けしておくことで構造がさらに把握しやすくなり、リニューアル時の構造設計がしやすくなります。

今回は、Integrity Plusによるサイトボリュームの把握方法と、Excelを用いた有用なファイルリストの作成方法をご紹介しました。ビジュアルデザインにかすりもしない、非常に地味な記事となりましたが、効率化という観点で皆様のお役に立つ情報となっていれば幸いです。読んで頂きありがとうございました。

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