A.C.O.のデザインナレッジカルチャーを伝えるオウンドメディア

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「私の視点」から「私たちの視点」へ。新入社員研修を通して得た気づき。

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こんにちは。2021年4月に新卒で入社した、UXデザイナーの小野です。
学生時代は、多摩美術大学の情報デザイン学科で、WEBや展示などのメディアを介したコミュニケーションのデザインを学びました。社会に出てから3ヶ月以上が経ち、現在はUXデザイナーの新卒研修をしています。そのなかで、学生の頃には見当もつかなかった社会のデザインが、うっすらと見えてきました。
この記事では、私が感じた学生時代と違うところをお伝えしたいと思います。就活中の学生さんなど、働き方をイメージするときの参考になれば幸いです。

UXデザイナーの新卒研修

現在、A.C.O.のUX/IA部では新卒向けにUX研修をしています。研修では、「ワーケーションに特化した宿泊予約サービス」というテーマを与えられ、競合・市場調査、分析、ユーザーテストやインタビュー、アイデアの創出をしています。もう1名の新卒UXデザイナーと共に奔走中です。
この研修のプロセスについては、学生時代と比べて大きなギャップはありませんでしたが、研修を進めていくなかで大学での制作との違いを発見しました。

リサーチを伝えるという発見

リサーチが対象を深く知る行為であることは、学生時代に学んだことと同じ印象を持ちました。しかし研修では、知ることに加えて、誰かに伝えるための情報整理をする必要がありました。調査の目的のひとつが「メンバーに良いインプットすることを通してアイデアの可能性を広げること」だったからです。学生時代と比べて、インプットの対象に自分以外の他者も含まれるようになったことは、新しい体験でした。

まとめると、以下のようになります。

学生時代と比較した気づき

学び①

リサーチには、自分が理解するためのリサーチと、情報整理を伴うリサーチがあった

目的をもってリサーチする

私が学生時代に経験したリサーチは、スタート地点だけを決め、出会いを頼りに渡り歩くようなものでした。ですが、A.C.O.でのUX研修では、先にゴールを決めて調査計画に沿ってリサーチする機会があり、迷わずに調査することができました。
ここでの経験は、夕飯の食材を買いに行くときに、買い物リストを作るか、スーパーに行ってから考えるか、という違いに似ていると思います。

買い物リスト

たとえば、カレーを作ることが目的で買い物するときは、野菜コーナーでメロンや白菜に目移りすることはありません。カレーの材料とそれ以外で、商品を取捨選択して買い物しているからです。このように、目的を明確にしてからリサーチすることで、自然と情報の取捨選択ができるようになり、効率の良い調査が可能になりました。

一方で、ウインドウショッピングのような目的が不明確な買い物は、夕食とは関係のないワインやケーキに「つい」手が伸びてしまいます。なぜなら、食材を買うことが目的となってしまい、料理することを見失っているからです。このようなリサーチでは、リサーチの目的が全ての情報を理解することにとどまってしまい、手段と目的が逆転してしまいます。
最終的には、素敵な空間でワインを嗜む豪華な夕食に辿り着けるかもしれませんが、その買い物をするためには倍以上の時間がかかります。

学生時代を振り返ると、当時のリサーチは、スーパーを歩いてまわり、出会った食材の中から夕食を決めるといったものでした。今回、UX研修ではじめて買い物リストを作ったことでスムーズな調査が可能になり、目的を明確にする意味を実感を伴ってようやく理解しました。

学び②

調査のゴールを決めることで、情報の取捨選択が容易になり、インプットのスピードを早くすることができる。

大学の講評と会社のプレゼンテーション

研修を進めていくなかで、大学と会社でのプレゼンテーションも、違うものだと思いました。
大学での講評は、作品を説明し、批評してもらう場所であり、会社でのプレゼンテーションは次のアクションに繋げるため、目的を達成するために、情報共有する場であるということを研修を通じて実感しました。

学び③

プレゼンテーションは発表の場ではなく、次のアクションを念頭において、何を共有していくかを決める場所だった。

ふりかえると、学生時代の講評会は教授と意思決定していく場所ではありませんでした。この点が大学と会社で決定的に違うと実感しています。
教授に、ピリッと辛く美味しいカレーを評価してもらうのではなく、教授とともに美味しいカレーを作っていくために、どのようなコミュニケーションしていけば良いのか、前提から考える必要がありました。

最後に

UX研修では、「なぜ調べるのか」「どんな目的で共有するのか」と聞かれる機会が何度もありました。この2点に共通していることは、次のアクションを見据えた目的があるかどうかです。

目的思考は、意識してすぐ身につくことではありませんが、日常生活の中でトレーニングできる機会が多そうです。
読書体験を例にとっても、なぜこの本を買うのか、何を目的に本を読みどのような情報を得たいのか、などが言えると思います。読書以外の買い物でも応用することができそうです。ゆくゆくは目的を確認されなくてもリサーチやプレゼンができるようになるため、日常の小さな積み重ねから意識していこうと思います。

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by Yuka Ono

多摩美術大学 情報デザイン学科卒業。 在学中に、展示会の運営やクライアントワークに携わる。2021年新卒入社。ニックネームは、おのゆー。

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